2008.07.08
太川玉緒
2008年ロサンゼルス国際大会に、世界各地145ヵ国からきた約1万9千人以上のロータリアンが集まりました。
今回の国際大会では、ビル・ゲイツ財団がロータリーに寄付した、寄付金1憶ドルに関心が集まりました。ゲイツ財団の1億ドルの寄付金を受けて、今後3年間にロータリーが同額を集めるというのがチャレンジ補助金です。
それからロータリーが力を入れている国際的な識字プロジェクト「ワイド・ワールド・ブック」も紹介されました。全世界のロータリアンが今回の世界大会で寄贈した本の数でギネス世界新記録を達成することもできました。この本は世界の子供たちのところに送られます。
また、2008年国際大会で閉会の挨拶をした李東建次期会長は、Make Dreams Realという呼びかけのもとに、世界の子供の死亡率を減らすための行動を起こすようロータリアンに呼びかけました。肺炎、はしか、マラリアといった予防可能もしくは簡単な治療でなおる病気で、毎日2万5千人以上の子供たちが亡くなっているということが強調されました。われわれロータリアンが持っている世界的資源を最大限に活用し、衛生上の問題で発生する病気を抑制することによって幼児死亡率を減らすという覚悟でいます。
隣の国韓国ロータリーの最大事業としては「モンゴルを緑豊かな国へ」をかかげることができます。韓国ロータリーが2005年ロータリー創立100周年記念で初めて5ヵ年事業で黄砂のモトであるモンゴルの砂漠に広範囲の防風林と果実の木を植え、韓国と周辺国家の黄砂被害を減らし、モンゴル地域の住民の生活の質を向上させる事業で、モンゴル政府は国策事業としております。
中尾会員 撮影