2007-2008年度 会長挨拶

2007.07.01

2007-2008年度 会長挨拶

私ども東京ワセダRCは本年で創立13年目となります。いつの間にか例会も600回を数え、落ち着きのある運営が定着したように感じます。しかしながら、それに甘んじることなくますますの充実を目指して歩んで参りたいと思います。
今年度RIウィルフリッド・J・ウィルキンソン会長は年度テーマとして

<ROTARY SHARES> ~ロータリーはわかちあいの心~

と提案なされました。そして強調事項として

  • 水保全
  • 保健・飢餓救済
  • 識字率向上
  • ロータリー家族

の四項目を提示なされました。
これを受けて第2580地区 浅川 皓司ガバナーは地区年度テーマとして

まず「楽しく、魅力あるクラブ」ありき
そして「良き友と共に奉仕を!」
(分かちあいの心を持って!)

を定められ、目標として

  • クラブの充実と効率化(総ての会員が活動に参加)
  • ロータリーに相応しい奉仕活動(ありきたりの奉仕活動は控える)
  • ロータリー精神を持って奉仕活動をし、社会に貢献(率先推進)

の三項目を示されました。
また、RI会長ならびに淺川地区ガバナーのお示しになったテーマを戴き、私は当クラブの年度テーマを

美しいクラブ ワセダ ~楽しくそして奉仕を~

と定め、サブテーマとして

神田川に学ぶ

とし、目標としては

  • ロータリークラブの歴史と精神をより深く理解する
  • 当クラブに相応しい奉仕活動を積極的に展開する
  • 会員相互の理解と親睦をさらに深める
  • 会員増強と退会防止に努め会員数純増5名を目差す

の四項目を掲げさせていただきました。
以上のテーマや目標事項の具現を目指し、特にその中でも「親睦」と「奉仕」に重点を置き活動を進める所存です。
さらに、例会場の前を神田川が流れていますので、サブテーマを<神田川に学ぶ>といたしました。この川は三鷹市の井の頭池を源とし、途中で善福寺川や妙正 寺川と合流して、台東区と中央区の区界の柳橋で隅田川に注ぐ全長約25㎞の中小河川としては最大規模の一級河川です。歴史は古く、江戸時代には様々な改修 がなされ、上水としても使用され、染物も生産されました。ある時期には災害を起こしたり、水質が悪く異臭を放った時代もありましたが、今はそれらの問題は 解決されました。高戸橋から江戸川橋の間は今では桜の名所として有名になり、最近は鮎が溯上したという話題も出ています。我々の身近を流れる神田川の事は 案外知っているようで知らないところもたくさん在るという存在です。その地勢、歴史、自然、環境そして文化などに接し水の大切さを知る事をこの一年の課題 とし、そしてそれが広く地球の水保全や環境問題との係わりまで進むことが出来ればと考えます。
当クラブは創立時から女性会員に門戸を開き、現在会員数は57名(うち女性会員13名)と決して大きなクラブではありませんが、アットホームで活動的な雰 囲気が特徴です。ロータリー活動の原点を基礎として、健全なるクラブ運営を進めるため、多くの方々の積極的なご参加をお待ちいたします。

2007-2008年度 東京ワセダロータリークラブ会長 村瀬 和夫