2012.07.01
一人ひとりがクラブライフを楽しもう
現在、ロータリークラブは世界に約33,000クラブ存在し、会員数は約120万人であります。日本は2,301クラブで会員数は89,249人(本年度初頭)です。ロータリークラブはそれ自体社団法人でもNPО法人でもありません。その目的は奉仕とありますが、会員がいつも奉仕について語り合う場所ではありません。もしロータリークラブが明確で具体的な目的を持ち、その目的に向かってのみ常に行動している団体であるならば、会員数はこれほど多くはなっていないでしょうし、世界規模に発展する事もなかったでしょう。
ロータリークラブの特徴は、比較的社会的立場の揃った会員たちがお互いに分かりあう部分を共有しながら、個々に社会や商業を通じて奉仕活動を行い、楽しくクラブライフを送っている事です。ですから世界規模の団体ではありますが、基本は個々のクラブ活動と、会員個々の職業奉仕、社会奉仕即ち「I SERVE」にあると思います。個々の考えはそれぞれ違っていても争い合う必要は全くありません。しかしこの会員数は、いざ災害や大きな社会問題が発生した場合に、支援していく上で大きな力となります。私はこれがロータリークラブの大きな存在意義だと考えています。それ故、会員増強はとても重要なテーマです。
当ワセダロータリークラブも、ここ数年会員数が減少傾向にあり、今年の一番の目標としては「会員増強」を掲げたいと思います。そして皆が信頼し合い、楽しく過ごせる快適なクラブ運営を目指します。
2012-2013年度 東京ワセダロータリークラブ会長 堀 恵介